【青色申告】備付帳簿の説明と書き方・「現金出納帳」について知ろう
執筆者:宮原 裕一(税理士)
確定申告で青色申告をするためには一定水準の帳簿をつけて、その帳簿に基づいて所得(儲け)や税額を計算することが必要です。また、それらの帳簿は7年間の保存義務があります。さて、複式簿記と呼ばれるこの帳簿類とはどのようなもので、どのように記載したらよいのでしょうか。
最大で65万円の控除が受けられる青色申告に必要な備付帳簿(そなえつけちょうぼ)には、現金出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳の8つがありますが、今回は、事業用の現金の入出金を日付順に記入していく現金出納帳(げんきんすいとうちょう)について解説していきます。
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