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スマホ・ICアプリカード入力で先行する経費精算アプリ「Staple」にかける思い――クラウドキャスト株式会社代表取締役・星川高志さん

会社の規模や従業員数にかかわらず、日々の経費精算は従業員や経理・会計担当者の業務を切迫するものです。そんなときに業務効率化の手助けとなるのが、経費精算の業務アプリではないでしょうか。

スマホで経費をカンタン入力ができる経費精算アプリ「Staple」を開発・販売するクラウドキャスト株式会社。同社代表取締役社長・星川高志さんはMicrosoftの元社員で、「弥生スマートフォンアプリコンテスト」のグランプリ受賞者でもあります。数々のご経験を積んだ星川さんが日々の開発にどんな思いを込めているのか、お話を伺いました。

お知らせ

2022年(令和4年)分の所得税の確定申告の申告期間は、2023年(令和5年)2月16日(木)~3月15日(水)です。最新版の確定申告の変更点は「2023年(2022年分)確定申告の変更点! 個人事業主と副業で注目すべきポイントとは?」を参考にしてみてください!

“2回の寄り道”が今の自分をつくった

――まずは星川さんがクラウドキャストを設立されるまでの経緯を教えていただけますか。

そうですね。自分の経歴をお話する機会があると、私は「過去に2回、寄り道をしている」と自己紹介しているんです。その1回目が、大学卒業前に1年間休学しロンドンに渡ったこと。海外で過ごした経験は大きく、語学の経験だけでなく、日本が違う視点で見えるようになりました。

日本に帰ってくると、インターネットの可能性に新たな兆しが見え始めていましたので、コンピュータの世界に興味を持った私はDEC(日本 ディジタル イクイップメント株式会社 現・日本ヒューレット・パッカード株式会社)でエンジニアとして働き始めます。

――その後、1998年にマイクロソフト株式会社(現・日本マイクロソフト株式会社)へ移られていますよね。

Windows 95が出た後のMSでしたのでその当時から勢いがあり、同社ではいろいろなことを経験させてもらいましたね。最終的にはMicrosoft SQL Serverを統括する開発マネージャーを担当しました。

――2回目の寄り道というのは?

管理職を5年ほど経験した頃に青山学院大学大学院国際マネジメント研究科に入学してることです。当時は技術的なことだけではなく、ビジネス側の知識も必要になる立場になっていました。2011年にその大学院を卒業し、MBA(経営管理修士)を取得しています。修士の過程で出会った起業家精神を持った方々に、たくさんの刺激を受けました。

――そうした経験を踏まえ、2009年にまずは個人事業主として独立。2011年1月にクラウドキャスト株式会社として法人化されています。

当時はiPhoneアプリのSDK(ソフトウェア開発キット)公開から間もない時期だったこともあり、まずはアプリ開発者として独立。いくつかのアプリを開発・リリースしています。

その後は、オープンソース化の潮流、さらには海外の人材登用によって、大きな会社じゃないとできない製品開発も「個人」単位でもできるようになるのではないか、という仮説検証に取り組むようになりました。その仮説検証の流れから「弥生スマートフォンアプリコンテスト」に向け、スマホアプリ「bizNote for 弥生会計」を開発するに至りました。

星川高志さん

アプリのグランプリ受賞がその後の契機に

――「弥生スマートフォンアプリコンテスト」の応募期間は2011年9~10月の2ヶ月間。募集テーマは「経理・給与計算・販売管理・在庫管理・顧客管理などの業務効率化を支援するスマートフォンアプリ」でした。当時のHPによると、「bizNote for 弥生会計」は「簿記や会計の知識が必要なく、オフライン入力も可能な経費入力アプリ」ということですが、具体的にはどんなアプリだったのでしょうか。

個人事業主のときに開発したコンシューマ向け家計簿アプリ「Money-Note」をビジネス向けに応用したものです。これまでのようにオフィスに戻ってWindows PCのパッケージソフトでデータ入力するといった手間を省いて、スマホを使用して隙間時間に取引データ入力と業務効率を大幅にアップさせるアプリです。UIなどもすべてビジネス向けに刷新していますので、短期間の割にはクオリティが高かったと自負しています。

――「bizNote for 弥生会計」は「弥生シリーズ連携アプリ部門」でグランプリを受賞しました。また、2013年5月には弥生株式会社と業務提携を結んでいます。こうした結果を今、どのように自己評価されていますか。

「弥生シリーズとデータ連携ができ、スマートフォンアプリと弥生シリーズで相互にデータ活用ができるもの」というコンテストのテーマがありました。単にアプリを開発して終わり、というものではなく、当時の弥生さんの立ち位置やその後の投資の方向性なども熟慮したうえで、ポジショニングマップを描き、ビジネスモデルの青写真を提示しています。そうした点が評価されたのではないでしょうか。

――コンテストでのアプリ開発がその後、自社の事業のビジョンを描くうえでどんな影響を及ぼしましたか。

「bizNote for 弥生会計」は、「経営者」を中心にフロントエンドの業務を支援するアプリでした。特に財務会計のバックエンド面は弥生さんが強みとしているところでもあるので、安心してお任せできました。しかしコンテスト応募時の青写真に描いていた企業経営に登場する人物を考えていくと、私たちは「従業員」という部分にまだ着手できていないことがわかりました。そこで次なる開発案件として着手したのが、経費精算アプリ「Staple」と「Staple for 弥生(※)」でした。

(※)「Staple for 弥生」は、2019年12月をもってサービスを終了。

2019年9月より、経費精算アプリ「Staple」のSMART連携が可能です。

詳しくは、こちらをご参照ください。(2019年9月10日 スモビバ!編集部追記)

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