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【個人事業主・フリーランス】育児と仕事、どうやって両立すべき?

子育て期間中は、時間に融通が利く個人事業主という働き方は理にかなっている面があります。しかし、どうしても学校・園の行事や急な子どもの病気への対応など時間的な限界にぶち当たり、出産前のように仕事だけに集中できないのも現実。だからこそ、出産・子育ては、働き方を考えなおす絶好のチャンスです。出産後も育児をしながら働きがいのある仕事をするにはどうすればよいか、タスク管理や夫婦間のコミュニケーションについての心構えをご紹介します。

POINT
  • 夫婦の協力で理想のワークライフバランスを作る
  • 集中力のピークを午前中に作るスケジュール管理
  • 目が行き届かない家計管理は収支の自動管理ツールで

夫婦の協力で理想のワークライフバランスを作る

「もっとたくさん仕事を受けたい。だけど、子どもと関わる時間を十分に取りたい」と、ジレンマを抱えるのは子育て中フリーランスならではの悩み。もし「宿泊ありで出張するような仕事を受けたい」「月に何回か夜も仕事を入れたい」が本音なら、家族にオープンにして実現できる環境を整えましょう。無理だと思ってあきらめずに、夫婦で協力体制を作ることが肝心です。まずは、夫婦で共有のGoogleカレンダーを作り、仕事の稼働時間、お互いのスケジュールを把握しましょう。

スマホには、Googleカレンダーと同期できるアプリ「ジョルテ」を入れておくと便利。子どもの予定や仕事、夫婦のスケジュールなどを、画面上でカレンダーをボタンひとつで切り替えて表示ができます。
「ジョルテ」の予定は、メールやLINE・Facebook・Twitterなどでシェアが可能。急なスケジュール変更も、すぐに夫婦間で共有できるのがメリットです。

またEvernoteを予定に添付できるので、このアプリひとつで、各予定の詳細も把握でき、スケジュール管理を効率化できます。

集中力のピークを午前中に作るスケジュール管理

子どもの急な発熱に備えて、スケジュールを前倒しにすることも大事です。さらに日々の時間管理も前倒しにして、仕事の山場を午前中に作ることをおすすめします。その日のTo Doを、それぞれどの時間に取り組むか、1日の時間割を作るといいですね。

例えば、「家族が起きる前の1時間をメール返信やスケジュール確認に当てる」「子どもが学校・園に行ったらすぐに大型の仕事に取り組む」など、集中力のピークを午前中に持っていきましょう。子どもの帰宅時間が近づく頃になってからやる気が出るパターンだと、中途半場なまま仕事を中断してしまうことになりかねません。やりかけの仕事が気になったまま、子どもと過ごすのはもったいないですよね。

また、子どもが寝た後の時間をあてにせずスケジュールを組み立てることも大事。子どもの寝かしつけ中に一緒に寝てしまい、目が覚めたのは納期直前の朝……なんていう冷や汗が出るような事態は避けたいものです。

目が行き届かなくなる家計管理は収支の自動管理ツールで

育児と仕事を両立しながらも、なかなか目が行き届かないのが家計の管理です。忙しい日々に追われながら、残高確認や入金チェックをこまめにし、全資産の推移を日々把握することはほぼ不可能。そこで、短時間で家計を把握できる収支の自動管理ツールを使うと便利です。

Moneytree」という資産管理サービスは、口座残高やカードの確定額、貯めたポイント・マイルなどを一元管理して、正確に把握できます。このサービスには「やよいの青色申告オンライン」や「やよいの白色申告オンライン」と、YAYOI SMART CONNECTで連携できる機能もありますので、個人事業主なら年にいちど必ず行なわなければいけない「確定申告」の準備も簡単にできます。また経費精算を簡単にできる機能も備わっており、取引先への請求モレが防げるもメリット。こうしたアプリを上手に活用することで、収支管理に時間をかけずに、育児と仕事を楽しめる余裕を持ちたいものですね。

まとめ

日々、仕事と育児に追われてしまいがちだからこそ、時には仕事以外の時間を確保することも大事です。個人事業主にとって、事業のための勉強時間、世の中の動きに触れる体験は、より自分自身のスキルアップと成長につながります。時間的限界があるからこそ、身につけた時間管理法を有効活用し、育児をしながら働きがいのある仕事をしていきましょう。

photo:Thinkstock / Getty Images

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