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“先輩女性起業家”の話を聞こう!〜夢をカタチにするには?〜

国の最重要課題の一つにも掲げられている「女性の活躍促進」。そうしたなかで、自らの力で活躍の場を開拓する女性起業家も増えていますが、起業の夢を持ちながらも、さまざまな不安を抱え、前に踏み出せずにいる方も多いはず。そんな方々を対象としたイベントが3月上旬、神戸市で開かれました。題して、「女性起業家座談会“先輩起業家”の話を聞こう!〜夢をカタチにするには?〜」。兵庫県、公益財団法人ひょうご産業活性化センター、日本政策金融公庫神戸創業支援センターの共催による、3人の女性起業家を招いた座談会形式のセミナーです。先輩起業家の生の声を交えながら、起業に際して心得ておきたいポイントをご紹介します。

お知らせ

2022年(令和4年)分の所得税の確定申告の申告期間は、2023年(令和5年)2月16日(木)~3月15日(水)です。最新版の確定申告の変更点は「2023年(2022年分)確定申告の変更点! 個人事業主と副業で注目すべきポイントとは?」を参考にしてみてください!

POINT
  • 自分自身の「夢」を持ち、起業を一通過点と位置づける
  • 公共の起業支援事業を活用し、起業のノウハウや助成金を得る
  • 家族の理解を得るとともに、ビジネスの相談相手を見つけておく

それぞれの「夢」が起業の原動力

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今回の座談会に登場した女性起業家は、手井梨恵さん、平木安見子さん、山本真奈美さんの3名。手井さんはスコーンをはじめとしたイギリス伝統の焼き菓子・パンを提供するお店を、平木さんはラッピングやリボン結びのアトリエと教室を、そして山本さんは介護職員のための接遇マナー研修を行う会社を立ち上げています。ちなみに、平木さんと山本さんは、結婚、子育てを経て起業を果たした女性起業家です。

さて、業態も違えば、起業に至った背景もそれぞれ違う3名ですが、一つ共通していたのは、自分自身の「夢」をお持ちであること。手井さんは大好きなイギリスの焼き菓子を通じて「日本にイギリスを作ること」、平木さんもラッピングに魅了され学びを深めてきた経験から、「贈り物文化の技術と心を世界に広げていきたい」、山本さんもまたパソコンのインストラクターや社内研修の講師として培ったものを生かし「(介護福祉の現場を)支える人を支える、引っ張りだこの講師になりたい」と、熱く夢を語っていました。

このように胸を張って人に語れる夢を持つことは、起業において最も重要なポイントの一つと言えるかもしれません。

経営のイロハを学び、起業助成金も獲得

では、実際に起業するには、どのような準備をすればよいのでしょうか。先輩起業家3名はまず、起業や経営の基礎知識を身につけるために、それぞれ地元の商工会議所で開催された起業家向けのセミナーに参加。さらに同所の相談窓口を利用し、融資を受ける際に必要となる事業計画書の書き方なども詳しく教わったそうです「経営について専門に学んだことがなかったので、一般的な企業の成り立ちから、実際に起業する際の資金面、経営面について事細かに教えていただけて、本当に助かりました」(平木さん)、「セミナーの後、アドバイザーの方から『今後について気軽に相談してください』とメールをいただけて、とても心強かったです」(手井さん)と、サポート体制の充実ぶりがうかがえます。なお、セミナー参加や相談受付は商工会議所の会員限定とされている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

起業にともなう資金については、当然ながら事業拠点の有無や事業規模によって変わります。3名の場合も100万円台から900万円台まで大きな開きがありますが、いずれもその一部を公的な助成金で賄っています。現在、日本政策金融公庫の「女性、若者/シニア起業支援資金」や、公益財団法人ひょうご産業活性化センターの「ひょうごチャレンジ起業支援貸付」など、全国あるいは地域レベルで、女性のチャレンジを支援する助成金制度が複数あります。もちろん、所定の審査をクリアしなければなりませんが、まとまった資金を無担保・無利子もしくは低金利で調達できる絶好の機会です。準備作業の一環として、情報収集に取り組んでみるのも良いでしょう。

一人で抱え込まず、家族や周囲の力も借りて

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座談会の後半は、起業後の課題や悩みにまで話が及びました。特に創業当初の顧客獲得はその後の経営を左右する重要なテーマです。先輩起業家の皆さんは創業と合わせてホームページを開設、ブログやSNSなども活用し、顧客獲得に繋げていますが、BtoBの個別サービスを提供する山本さんの場合は、それと並行して足を使っての地道な営業活動にも力を入れているそう。「営業は空振りに終わることのほうが多く、時間のやりくりも大変ですが、好きなことをやらせてもらっている充実感のほうが大きいですね」と山本さん。家庭を持つ女性起業家にとって「家族の理解を得ること」の重要性を指摘します。

また、手井さんや平木さんからは自身の経験に基づき、「困った時の相談相手を見つけておくべき」とのアドバイスも。身近にいる経営者や公的機関の相談窓口など、悩みを打ち明けられる人の存在が大きな支えになると言います。

苦労を明かしながらも「”いつも楽しそうですね”と言われるんです」(平木さん)、「夢の中を生きている充実感があります」(手井さん)と笑顔で語る先輩起業家のいきいきとした姿に、参加した皆さんは多いに刺激を受け、座談会後の交流タイムも大変な盛り上がりでした。皆さんもお住まいの地域の起業支援事業をチェックの上、セミナー等に参加されてみては?

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