無料でできる確定申告の相談窓口

いよいよ確定申告シーズンです。申告期間は2月16日〜3月15日。もう作業にとりかかっていますか? しかし、この確定申告は繰り返しやって覚えたつもりになっても、1年経つと忘れてしまうものです。なかには、今まで遭遇したことのない疑問にぶつかる人もいるかもしれません。そんなとき、相談できる相手がいれば、どれだけ心強いことでしょうか。今回は確定申告について、無料で相談できる窓口を紹介したいと思います。
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目次
- POINT
-
- 税務署の電話相談は1年中対応
- 税理士による無料相談会をチェック
- ネット上で専門家に答えてもらうことも
税務署への電話相談
確定申告の作業をしていると、必ずと言っていいほど沸いてくるのが、
「これ、どうやるんだっけ?」
「なんで、数字が合わないんだろう」
というような疑問の数々……。つい昨年に同じことをやっていても、1年も経てば忘れてしまいます。また、事業の形態やビジネスの内容が変われば、新たな疑問も出てくるでしょう。
そんなとき、まずは税務署に電話相談するとよいでしょう。
無料で疑問に答えてくれます。しかも、1年中対応してくれるので、確定申告の時期でなくてもOKです。むしろ、混雑していないので、丁寧に対応してくれる可能性が高いです。
下記の国税庁のページから、自分が住んでいるところを管轄している税務署を調べてみましょう。税務署の空いている時間を確認することも忘れずに。
ただ、質問はポイントを書き出しておくなどの準備をして、本人が直接かけるようにしましょう。以前、疑問点を妻に伝えて、税務署に電話してもらったことがあったのですが、お互いに要領を得ないままで、疑問が解決されませんでした。
もちろん、担当者との相性もあると思うので、説明が分かりにくかったり、親身になってもらえなければ、別の時間にかけて違う人に対応してもらうのも一つの手かもしれません。
税理士による確定申告無料相談会
「電話だとうまく疑問点を伝えられるかどうかが不安……」
そんな人もいるかもしれません。税務署はもちろん電話以外でも相談を受け付けていますが、ちょっと敷居が高い場所であることは確か。なかには、税務署が不便な場所にあるという人もいるでしょう。
そんな場合、税理士による確定申告無料相談会が近所で開催されていないかを、税理士会のホームページなどで調べてみるとよいかもしれません。2月23日が「税理士記念日」ということもあり、そのあたりの時期に無料相談会が開かれていることがあるのです。
税理士さんに相談してみたかったけど、どうやって出会えばよいのかがわからなかった人は、税理士さんと顔を合わせるまたとない機会です。直接会えば資料なども見てもらえるので、分からないところも伝わりやすいですし、何よりも、自分が気づいていないミスや漏れを指摘してくれるかもしれません。
各地方の税理士会のホームページを、ぜひチェックしてみてください。
オンライン上で質問する方法も
さらに、電話でも対面でもなく、相談する方法があります。それは、インターネット上の相談サイトです。
税理士が質問に無料で回答してくれるサイトがあるので、疑問をぶつけてみると、意外とすぐに解消されるかもしれません。メリットはなんといっても手軽なこと。ちょっとした疑問でも、聞きやすいのが嬉しいですね。
下記のようなサイトで、専門家への質問を受け付けています。
ただし、誰が見ているのかが分からないのが、ネットの怖いところ。しかも、税務の相談には個人情報が満載です。くれぐれも個人情報につながる内容を送るときは、慎重にするようにしましょう。
どうしても、作業が煩雑で、イライラしがちな確定申告。分からないことがあれば、一人で悩まずに、無料相談をうまく活用しましょうね。
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photo:Thinkstock / Getty Images