スモビ!な名刺作成方法、今どき事情

これだけIT化が進んでいる時代にも関わらず、「名刺」においては従来の紙名刺を持ち歩く方がほとんどです。プライベートの集まりに出席する時でさえ、持っていないと困るという「名刺」は社会人にとっての必需品。そんな名刺も今や自分でデザインができる時代にテンプレートを使用して作成している方も多いのではないでしょうか?そこで、自由に作成できる個人事業主ならではのポイントや今どきの名刺管理方法をまとめてみました。
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目次
- POINT
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- 名刺作成で失敗しないためのポイント3つ
- ネット時代の名刺管理方法とは
- ニーズに合った名刺を注文できるショップを紹介
規定がないからからこそ、ありがちな失敗を避けるために
最近では、PCさえあれば自分でデザインすることもできて、またウェブ上で選択するだけで簡単に自分の好み通りの名刺を発注することができますね。しかもその種類は多種多様。カラーに始まり、形や紙の種類、デザインまで自分の個性を表現できる印刷物とも言えるでしょう。
しかしながら、発注する際にデザインにこだわり過ぎたため、自分の名刺にすぐに飽きてしまったり、大切な情報が読みにくかったり・・・と感じている人がいるのも現状です。
デザイン知識などがあまりない素人だからこそ、気をつけたいポイントを3つ挙げてみました。
1.名刺単体よりも、会社のテイストやカラーイメージを大切に!
名刺それ自体は単体のツールとして使われていますが、受け取った人が記載されている会社のウェブサイトへアクセスした時に、会社のカラーが名刺と全く異なっていたり、コンセプトイメージなどが全く違って見えてしまったりすると、違和感を持たれてしまう可能性があります。
すでにウェブサイトや会社ロゴなどがあるのであれば、できるだけイメージやカラーなどを統一させることで、受け取る側にも明確な印象を与えるようにしましょう。
2.流行り廃りのあるデザインよりもできるだけ飽きのこない名刺づくりを。
様々なデザインを目にすると、どうしても欲が出て一つのファッションのように選びがちになってしまいます。もっとも、デザイン系の職種など、名刺デザインも会社のアピールに繋がる場合には、デザイン性を追求したり、とことんこだわってみるのもよいでしょう。
しかしながら、名刺に関してはなかなか定期的に変えていくものでもないと思いますので、あまり飽きのこないシンプルなデザインやレイアウトを選ぶのもおすすめです。
3.SNSアカウントの記載などプライベートな情報を無駄に載せ過ぎないようにご注意を。
最近では、フェイスブックやLINEなどを使用している企業も増えてきたくらい、SNSが主流となってきました。特に個人事業主だと規制もなく、プロフィール情報を満載に載せられるため、プライベートで使用しているSNSアカウントまでついつい載せている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
決して間違っているというわけではありませんが、プライベートな情報を載せ過ぎない方が相手にとって、信頼感やしっかりとした印象を与え、ビジネスライクな名刺交換ができるのとも考えられます。
名刺はビジネスにおける自分を表現できるツールです。だからこそ客観的に検討してみてはいかがでしょう。自由に作成できる立場にいる個人事業主だからこそ、気をつけたいポイントをおさえておくと良いですね。
名刺をクラウドで管理してビジネスツールに
名刺そのものはまだ紙ベースのものが主流ですが、管理方法に関しては、さまざまなモバイルアプリの登場により、かなりデジタル化されてきていますね。
なかでも個人的におススメしたいアプリが「Eight」。もちろん無料で使用可能。PC、iPhone、スマホで名刺をデータ管理できる、便利なサービスです。
名刺交換をしたらまずはモバイルで撮影。名刺画像をクラウドにアップロードすると、人力でデータ変換してもらえるというなんとも便利なアプリ。2012年よりスタートし、その後いくつか機能の改善などが行われ、特に最新のバージョンは個人的にはかなり使い勝手の良いアプリです。
多くのビジネスマンが、意外と名刺を交換することで満足してしまい、引き出しの片隅に大量の名刺が眠っているなんてこともあるようです。せっかくお得意様や関係者の名刺を受取ってもあまり必要がないと感じると、挨拶することもなく、ほとんど有効活用できていないということはありませんか?
「Eight」に名刺画像をアップロードするだけで、ビジネスにつながる第一歩になるかもしれません。
まだ使ったことがないという人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ニーズに合った名刺を注文できるショップを紹介!
ここでは安くて質の良い名刺を簡単に注文できて、個人事業主の人にもお得なサイトをいくつか紹介します。
■とにかく安価設定が優先という人にはこちら。
⇒「マヒトデザイン」
デザインより紙質より、なによりも安さを求める人にとってはお得なサイト。イラストレータなら少し使えるわという人は自分でデザインするのも良いかも。
■価格よりも紙の質にこだわりたいという人にはこちら。
⇒「名刺21」
名刺以外の販促物も取り扱いがありますが、特に名刺については紙の種類も多く、しかも質の良い紙が特徴的。200枚以下ならメール便で無料発送も行ってくれます。
■とにかくスピード優先という人にはこちら。
⇒「かうねっと工房の名刺スピード作成サービス」
事務用品の購入にかうねっと工房を利用している人や、デザインよりもスピードを優先する時は良いかもしれませんね。最短翌日お届けというサービスもあるようです。
■なんだかんだ言ってもやはりデザインにこだわりたいという人はこちら。
⇒「DESIGN STOCK」
シンプルでもおしゃれで人の目を惹くようなデザインの名刺を持ちたいという人におすすめのサイト。値段は少し高めですが、シンプルで素敵なデザインを選べるサイトです。
好きなように自由にデザインを決められるスモールビジネス事業者だからこそ注意したいポイントについてお伝えしました。ご参考にしていただければ幸いです。ぜひ自分に合った最適な営業ツールを目指してくださいね。
photo:Thinkstock / Getty Images