「家事按分を”飲み会”で考えてみる」マンガでわかるスモールビジネス用語

2021/03/31更新

この記事の執筆者斎藤充博

スモールビジネスを営んでいると、耳慣れない専門用語が現れるもの。そんな言葉を解説するマンガ連載が始まりました。ただし解説してくれるのは……。神出鬼没の謎のヒーロー?!

第1回は、確定申告をするときに出てくる言葉「家事按分」です。

「家事按分」とは?

個人が支払った金額のうち、経費にできるのは仕事に使用している分だけです。ところが自宅兼仕事場の場合、「家賃」や「光熱費」などは、仕事で使用する分と私用(プライベート)で使用する分がまざって請求されてしまいます。

支払った金額を、仕事と私用に分けて計算するのが「家事按分(かじあんぶん)」です。仕事と私用の割合は、実際の使用にあわせて考えていきます。

マンガでは住居の面積の25%を仕事専用に使っていると考えて、家賃の25%を経費に入れることにしています。このように家事按分では「どれだけ使っているか」の説明ができることが重要になってきます。

ただでさえめんどうな確定申告。そんな中に「家事按分」なんて聞き慣れないことが出てくると、もうそれだけでイヤになっちゃいますよね。だいたい僕は「按」という文字を「按分」という言葉の中でしか見たことがありません。

マンガの中で家事按分を飲み会に例えてみました。「仕事に使っている分だけを経費にする」と考えれば、理解しやすい……と思うのですがどうでしょうか。

家事按分をするときに「どこまでが経費にできるか」についてはちょっと細かいルールがあります。実際に計算を行うときは、以下の記事も参考にしてみてください。

按分とは?自宅兼事務所の事業者が確定申告で使える家事按分の方法を解説

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この記事の執筆者斎藤充博

1982年生まれ。ノンバンク金融の営業を退職した後に、指圧師、マンガ家、ライターなどの仕事をしていまに至っています。著書に『いやしのツボ手帳』(永岡書店)、『ツボストレッチ』(日本文芸社)などあり。

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