しりあがり寿さん「大事なのは、周りにいる仲間。助け合いながら冒険すればいい」
執筆者:千葉はるか(Panchro.)
エッセイ、映像、ゲーム、アート、音楽など多方面で活躍する、漫画家のしりあがり寿さん。1985年に単行本『エレキな春』でデビューした後、2000年に『時事おやじ2000』(アスペクト)、『ゆるゆるオヤジ』(文藝春秋)で第46回文藝春秋漫画賞を、2001年には『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレイン)で第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞するなど、つねに第一線で活躍し続けてきた。
実は、しりあがりさんは大学卒業後にキリンビールに入社し、13年にわたり「会社員」と「漫画家」の二足のわらじを履き続けていたという異色の経歴を持つ。専業漫画家として独立するに至った理由や、独立について感じること、長期にわたって活躍し続けるための心がけ、独立・起業を目指す人へのメッセージなどを伺った。