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小規模事業者が「ギルトフリー消費」を取り入れてみると……?マンガでわかるスモールビジネス用語

スモールビジネスを営んでいると、耳慣れない専門用語が現れるもの。そんな言葉を解説するマンガ連載です。ただし解説してくれるのは……。神出鬼没の謎のヒーロー?!

第12回は「ギルトフリー消費」です。ギルトフリーとは直訳すると「罪の意識を感じない」となります。罪というとおおげさに思えますが、ここでは「後ろめたさを感じることがない」くらいの意味になります。例えば糖質ゼロの麺や、グルテンフリーのクッキー、ノンアルコールビールなどが分かりやすいでしょう。

最近よく耳にする言葉ですが、小規模事業者が「ギルトフリー」を取り入れるとしたらどんなことができるでしょうか。

「ギルトフリー消費」とは

ギルトフリーを英語で書くと「guilt free」になります。直訳すると「罪悪感がない」ということになります。

「罪悪感」と聞くとちょっと驚いてしまうかもしれません。しかし、ここでは「深夜に食べるカップ焼きそばは罪深い」のような「自分に対しての後ろめたさ」くらいの意味になります。こうした罪の意識を感じですむ消費行動が「ギルトフリー消費」です。

カップ焼きそばを例に出したように、「ギルトフリー」は特に食品に対して使われることが多い言葉です。明確な定義はないのですが、以下のようなものが当てはまります。

  • 低カロリーの食品
  • 添加物を極力使用していない食品
  • フェアトレードなどの手続きで作られた食品

マンガで描いたような「糖質ゼロの麺」、「グルテンフリーのクッキー」、「ノンアルコールビール」は「低カロリー食品」や「添加物を極力使用していない食品」の例の一つになります。

こうした時代のニーズをとらえていくのも、ビジネスチャンスの一つと言えそうです。

ギルトフリー消費需要から、いろいろな新しい食べ物が出てくる一方で、従来からある食品をギルトフリー消費に当てはめて売り出している例も見受けられます。

  • 地元産の「みりん」を使い、砂糖を減らしているジェラート
  • 地元の酒造が開発した「米糀の甘み」を使い、砂糖を減らしているキャラメル

どちらも伝統の食材を単純にギルトフリーに当てはめているだけでなく、新しい食べものになっています。みりんを使ったジェラートなんて、罪の意識関係なく食べてみたいですよね……。

自分がずっと行っていること、昔から伝わっているものでも、意外と流行のキーワードに適したものはあるかもしれません。

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