実践! すき間時間を活用して自己スキルを高めよう!

毎日の仕事をしていくなかでほんの少しの空き時間ができた時はどうされているでしょうか。
できるビジネスマンは、空き時間を有効活用しています。5~10分程度の時間では何もできないと考えてしまうこともありますが、わずかに空いた時間を上手く使っていくことができれば、他人と差をつけることができるはずです。例えば資格の勉強や仕事の確認、またはちょっとした休息など。普段から空き時間になにができるか考えて、その準備をしておくことが大切です。
今回はその方法についていくつかご紹介したいと思います。
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2022年(令和4年)分の所得税の確定申告の申告期間は、2023年(令和5年)2月16日(木)~3月15日(水)です。最新版の確定申告の変更点は「2023年(2022年分)確定申告の変更点! 個人事業主と副業で注目すべきポイントとは?」を参考にしてみてください!
目次
- POINT
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- 空き時間を勉強時間に変える工夫が自己スキルを高める
- どこでも、わずかな時間があれば仕事ができる
- 集中して仕事をすることで空き時間は生まれる
空き時間に資格の勉強を
ビジネスマンであれば何かしら資格を必要としていることが多いと思います。ただ実際は、仕事で忙しい毎日を過ごしていると、まとまった勉強時間を取ることがなかなか難しく、資格学校に通うこともできないでしょう。
そんな場合は、資格の参考書などを持ち歩くことで、ちょっとした空き時間を使った学習をすることができます。例えば電車の移動時間を活用すれば、非常に有効な勉強時間となります。スマホなどに学習用の音声データを入れておくことで、移動時間であっても聞きながら学習することが可能です。特に英会話などの言語を覚えていくには、非常に有効な学習法となります。
今や、スマホを使わないビジネスマンはいないでしょう。そのスマホをネットやゲーム、SNSなど個人的な趣味のためだけに使うのは非常にもったいないことです。ほんの少しの空き時間に、仕事や勉強のためにスマホを活用する方法を考えてみてはいかがでしょうか。
スマホやタブレットで仕事ができる
仕事の空き時間を有効活用するためには、事前に活用するための準備をしておくことが大切です。空き時間といえば30分から1時間以上あることもありますが、ちょっとした5分程度の「すき間時間」もあります。この程度のすき間時間は、いつ、どこで発生するのか予想することすら難しいでしょう。
スマホやタブレットなら、ネットに接続して仕事もできます。
例えば、クラウド上に保管した資料を確認したり、取引先に対するメールの送信などもできるでしょう。スマホやタブレットを使って空き時間に仕事の確認をしておくことで、さらに良い仕事ができるはずです。
ほんの空き時間に休息を取ってリラックスを
人は常に集中していると、急に集中力が切れてしまうことがあります。普段から適度な休息が取れていれば問題ないのですが、毎日忙しく睡眠時間も取れていないようであれば、5分ほど目を閉じているだけで脳が休まるようです。脳はほんの少し休息を取るだけでもかなり回復することがあり、限界まで頑張るよりも、その前に休んでおくことで次の仕事に集中できるのです。
その他には、音楽を聴くことや、体を動かすことで気分転換になり、リラックスできるケースもあるようです。
ぜひ自分に合った休息や気分転換を見つけてみてはいかがでしょうか。ただ、あまりダラダラした気分転換にならないよう意識することを忘れないでください。次の仕事に集中できるための「適度な休息」を心がけるようにしましょう。
時間が足りないと感じている人へ
普段から忙し過ぎて空き時間なんてないと考えている人もいるはずです。
けれども実際は、朝早くから夜遅くまで毎日忙しく、睡眠時間もあまり取れないという人はごくわずかでしょう。もしも、そういう状態であれば、健康にも影響が出てきますので、その生活自体を見直すことが必要です。ただ、そうでなければ仕事をダラダラとやっていて時間がかかり過ぎている可能性があります。普段は2時間かかる仕事を、集中して行ったら1時間半程度でできることもあります。目の前の仕事に集中して時間を短縮することで空き時間を作っていきましょう。
空き時間ができれば、休息を取り次の仕事に備えることもできますし、資格の勉強などをすることもできるでしょう。
いずれにしても、空き時間をどう活用するかは、自分自身にとって非常に重要なことであるということは良く覚えておきましょう。
photo:Getty Images