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名刺は最強の営業ツール 最近のトレンドと活用術

皆さんが仕事で使っている名刺はどのようなタイプのものでしょうか。最近では、一言で名刺と言ってもさまざまな種類の名刺があり、どのような名刺を相手に渡すかによってあなたの印象は大きく変わってきます。
そこで今回は、そんなビジネスにおいて重要な営業ツールとなる名刺の最新のトレンドとその活用方法について解説したいと思います。

POINT
  • 名刺の裏面を活用して相手に印象づける
  • 「光沢加工」名刺を使って自社のブランド力をアピール
  • 「二つ折り」名刺でファーストコンタクトにおける話題提供

最近人気のある名刺の種類とその活用法とは

名刺交換はビジネスの始まりであり、そこからすべての可能性がスタートすると言っても過言ではありません。最近では激安を謳った名刺印刷サイトが無数にあり、安く名刺を作成しようと思えばいくらでも方法はあります。
ただ、名刺がビジネスにおいて持つ重要性を考えれば、多少コストがかかってもできる限りこだわったものを作成する必要があるのではないでしょうか。

そんな中、他社との差別化を名刺の見た目から試みようとする企業が増えてきています。

最近の名刺は「両面印刷」が基本

できる営業マンの多くは、名刺交換を行った際に無意識のうちに受け取った名刺の「裏面」を確認しようとします。これは、名刺の裏面にある情報から何かを得ようとしているからです。

従来型の名刺は、本人の氏名、会社の住所、連絡先、関連企業の名前などの基本的な情報が書かれているだけの、言ってみれば簡易的な「住所録」のような意味合いのものが多く出回っていました。しかし最近では、会社だけではなく、その営業マン個人をアピールするために、名刺の裏面に社員のプロフィールを記載して、名刺交換の際の話題提供などに役立てられています。

「顔写真入り」の名刺で自分を強く印象づける

毎日何人もの営業マンを相手にしている人にとっては、数日後に営業マンから様子を伺う電話があっても、営業マンの顔すら思い出せないということが多々あります。そんなときのために、最近では名刺に本人の顔写真をプリントするケースが増えてきています。これにより、相手に対して顔と名前を強く印象づけることができます。後日連絡した際にも相手に名刺を再度確認してもらうことで、自分の顔を思い出してもらえるため、相手に自分に対する親近感を与え、結果として成約に結びつきやすくなります。

「光沢加工」でブランド力をアピール

名刺そのものが持つ印象は、その会社の印象に直結すると言っても過言ではありません。仮にしわのついた名刺を相手に渡したとすれば、相手はこの会社は倒産寸前では、と無意識のうちに感じ取るかもしれません。その反対に、まだできたばかりの少人数の会社でも、名刺にプレミアム感があれば、信頼できそうなイメージを持たれやすくなります。それだけ名刺の持つ威力というのは大きいのです。

そこで最近人気が出ているのが「光沢加工」です。
これは名刺の表面に光沢が出るよう加工された名刺で、見た目は他の名刺よりも格段にきれいな仕上がりとなり、また、名刺自体の厚みも若干増すため、折れたりしわがつきにくくなったり、他の会社の名刺と比べても、明らかなプレミアム感を演出することができます。

二つ折り名刺で強烈な印象を残す

相手に名刺を渡す時というのは、すなわち「初対面」であるという事になります。営業においてこのファーストコンタクトは非常に重要であり、ここで会話が弾むかどうかでその後の商談の流れは大きく変わります。

そんな時、大いに活躍してくれるのが「二つ折り名刺」です。
これは通常の名刺2枚分の大きさがある二つ折りの名刺のことで、受け取った相手も滅多に見ることはないため、この名刺を受け取った場合ほぼ間違いなく何らかのリアクションを返してくれます。

名刺自体にも通常の名刺の2倍ほどスペースがあるため、そこに自己アピールや自社の製品のアピールなど会話の糸口となるような内容を記載しておくことで、初対面でも場が簡単に和み、その後の商談が非常にスムーズになるでしょう。

このように、どのような名刺を持つかということは、その後の営業戦略にも大きく影響してきます。大切なことは、単に高価な名刺をつくることではなく、自社の商材を売り込むために、どのような名刺が最も適しているのかという点に着目して、それに合った種類の名刺を作成するということです。

photo:Thinkstock / Getty Images

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