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10万アカウント突破の無料アプリ「Airレジ」発表会【イベントレポート】

iPad・iPhoneにインストールするだけで使える無料のPOSレジアプリ「Air レジ」がリリースされてから、2014年11月で1年が経ちました。このアプリは、決済の機能だけでなく売上・在庫管理機能など、経営サポートをできるシステムも搭載。少ない人数でお店を回すスモールビジネスの場でも活躍が期待できそうです。

お知らせ

2022年(令和4年)分の所得税の確定申告の申告期間は、2023年(令和5年)2月16日(木)~3月15日(水)です。最新版の確定申告の変更点は「2023年(2022年分)確定申告の変更点! 個人事業主と副業で注目すべきポイントとは?」を参考にしてみてください!

POINT
  • 無料で利用できるため、初期投資を大幅にカット
  • 会計作業だけではなく、経営サポートとしても使える
  • 他社のサービスとも連携

Air レジとは?

POSレジアプリ「Air レジ」を展開する株式会社リクルートライフスタイルが11月27日、アークヒルズカフェにて「Airレジ」カンファレンスを開催。ローンチから1年間の実績の報告と、新サービスについての発表がありました。

「Air レジ」とは、小売業・飲食業など各種サービス業に必須のレジ業務がiPad・iPhoneにアプリをインストールするだけで利用できるPOSレジアプリ。全国各地で利用されており、2014年3月に登録アカウント数は4万を超え、2014年11月には10万を超えるなど、急速に成長を続けています。そんな「Air レジ」の特徴は3つあります。

  • 0円
  • まずは”無料で利用できる”ことです。旧来のPOSレジでは、高額な導入費用がかかりました。これを「Air レジ」では大幅にカットすることができます。

  • スマート
  • 2つ目の特徴はスマートであること。お店で働く人の使い勝手を第一に考え開発されており、iPad・iPhoneなどの端末で、いつでもどこでも利用できます。バーコードリーダーとも連携しており、商品数の多い小売業者でもスマートに利用が可能です。またオフラインでも使用できるので、通信トラブルを気にする必要がありません。

    さらに「財務管理」「売れ筋分析」「在庫管理」等の機能も搭載。このような情報もリアルタイムに全ての端末から把握することができるため、仕入れや販売の改善に役立ちます。また「予約管理機能」「顧客情報管理機能」もあります。「予約管理機能」では、電話を受けながら画面をタップするだけで簡単に予約の登録ができるので、紙の台帳で管理していた手間を省けます。「顧客情報管理機能」では、お客様が来店した日・回数・いつなにを食べたか・購入したかなどの詳細情報を把握可能です。

  • 進化し続ける
  • 最後の特徴は、”常に進化をしていく”ということです。クラウドサービスという利点を生かして、消費税変更などの際、操作は一切不要。自動的に変更できます。

    また「Air レジ」は、約10のサービスとも提携しています。

    例えば、クレジットカード決済の「Square(スクエア)」と連携しているので、カード決済が簡単かつスピーディーに。会計ソフト「やよいの青色申告 オンライン」
    などとも連携をしているので、時間をかけて行っていた会計業務からも解放されます。さらに自社サービス「ホットペッパーグルメ」や、リクルートポイント決済アプリ「AirWALLET(エアウォレット)」とも連動しています。

    「ホットペッパーグルメ」を経由した予約に関しては、「Air レジ」に自動的に反映されるので、お店で働く方の手を煩わせません。また、「Air レジ」を導入されているお店は、じゃらんやホットペッパーグルメなどで貯まったリクルートポイントを使ってお得に支払いできるようになるので、来店するお客様の行動支援と同時に集客支援も行えます。

    そのほか、発券されたバーコードからオンラインで現在の待ち時間を確認できる順番待ち管理アプリ「Airウェイト」、電話・直接・ネットの3つのチャネルから予約受付ができる予約受付管理システム「Airリザーブ」、といった新サービスも11月27日よりリリース。今後は海外進出を視野に入れながら、勤怠・シフト管理や給料振り込み、給料明細など社内の支援もシームレスにできるサービスを検討中で、「Airシリーズ」として展開していく予定とのこと。

    「私たちはレジを使う店舗さまを、このAirレジを通じて、商業活動をもっと自由にし、そしてスモールビジネスの商いを支援していきます」と執行役員の大宮英紀氏。

    「Airレジ」を実際に使っている人の声

    「Air レジ」は、JR御茶ノ水駅から徒歩3分、WATERRAS(ワテラス)タワー棟前広場で開催されている「ワテラスマルシェ」にも導入されています。

    このマルシェでは今まで旧来のPOSレジも導入していなく、お会計は暗算で行い、商品の在庫管理については紙に正の字を書いていたといいます。しかしそのようなやり方では最終的に誤差が出てしまい、またお客様の数も正確には判らず、感覚値で判断していました。

    「ワテラスマルシェ」を運営する、NPO法人 農家のこせがれネットワークの藤井貴之氏は、「このマルシェは出店料を場所代ではなく、売上額の一定割合(売上歩合)でお支払いただいています。今まで、出店側の申告で徴収していましたが、「Air レジ」を導入したことにより、売り上げがお互いに明確になりました」とコメントしました。また「決済だけできる機械は他にもある。しかしせっかく導入するならば、決済だけでなく、売り上げも管理もでき、経営的な面でもサポートできたほうがいい」とも。

    マルシェに限らず、フリーマーケットやコミケのイベントなどで、個人が経営するスモールビジネスの場でも「Air レジ」は活躍しそうです。

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