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セミナーレポート:決算書から未来が見える!ギャップを埋める経営分析で業績UP

平成25年度の確定申告が済んで、ひと息ついた4月半ば。日本政策金融公庫と弥生が共催する『決算書でわかる融資のポイントセミナー』が名古屋で行われました。申告書の作成で、前期一年間の収支を記憶している今の時期に、正しい決算書の見方・作成方法を改めて知ることで、新年度の経営にも役立てられるはずです。当日のセミナーから、ポイントを抜粋してレポートします。

お知らせ

※2022年(令和4年)度の雇用保険は、2段階更新です。詳細は、「【2022年度の雇用保険は2段階更新!】労働保険とは?制度と年度更新について解説」を参照ください。

事業の健康管理を行うのが経理業務

講師を務めた税理士法人大樹の村平進氏から、開始早々、目的が分かりづらい経理業務を日常生活にたとえて、「日々の健康管理と同じ」という説明がありました。
経理業務は大きく3つに分けて、それぞれ下記のイメージで考えるとよいとのこと。

1.出納業務=日々の生活
2.会計業務=健康診断書
3.その他付随業務=健康指導

こうした業務を適切に運用し、事業の健康を管理するのが経理業務の役割です。そこで重要になってくるのが、事業の健康状態つまり経営状態を表す決算書です。

DOから始めるPDCAサイクル

村平進氏経理業務を進める上で確立しておきたいのが、いわゆるPDCAサイクルです。PLAN(計画の作成)―DO(営業活動と決算書作成)―CHECK(計画進捗の確認)―ACTION(発展のための改善)の4段階を回していきます。

必要だと分かっていても、なかなかPLANから実行に移すのは難しいもの。ところが、昨年度の決算書を作成し終わった今が、DOの済んだ後の段階で、「DOから始める」とPDCAサイクルが回しやすくなるという提言には目から鱗でした。

決算で出てきた数字を分析すると、現時点の課題が分かります。そこから改善策を検討し、事業計画を立てていきます。これでDOからPLANまでたどり着きます。
セミナーでは、主な財務諸表である「貸借対照表(B/S)」、「損益計算書(P/L)」について、実際の青色申告計算書と照らし合わせながら、具体的な解説が行われました。

また決算書を基にした経営分析にも触れ、しっかりと分析するために「一人経営会議」の時間を設けると効果的というアドバイスも。経営分析の第一歩は、決算書を作成して現在地の確認/次に前期比較をして過去と現在のギャップを発見し、原因を考察/今度は現在と将来のビジョンと間のギャップを埋めるため、何をするかを考える。このサイクルの繰り返しが経営分析の基本で、具体的な説明を使って、一連の流れとチェックする視点が分かりました。

信頼関係を築くことが、融資の必要条件

脇屋岳史氏第2部では、日本政策金融公庫 名古屋広域営業推進室の脇屋岳史氏から、融資を実行する立場からのポイントが語られました。

売上の推移や、原価率が適正水準かどうか、といった決算書に関する細かな事項のほかに、「事務所にお客様や取引先から贈られた感謝状が飾られているか?」という意外な項目も。これは経験則で、お客様や取引先と信頼関係を築いている事業主は、決算書の内容も素晴らしいことが多いそうです。

セミナーの後には、事前申し込みによる融資に関する個別相談も行っていました。今回参加してみて、「鉄は熱いうちに打て」のことわざ通り、確定申告が済んだ今のタイミングで参加するからこそ、より高い効果が得られるのではないでしょうか。

本セミナーは、今後全国で行われるので、まずは行動=DOから始めることをお勧めします。

■決算書でわかる融資のポイントセミナー詳細ページ

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