個人事業主だった私が婚活で成功できた3つの理由とは?

今日はホワイトデー。街にあふれるカップルを見ながら、「そろそろ結婚したい……」とお考えの方もいらっしゃると思います。個人事業主・フリーランスの皆さんにとっても結婚は一大事。ですが、そもそも出会いが少なく、忙しいために結婚については後回しになる方も多いのではないのでしょうか。
私も以前、個人事業主だった時期があります。両親と一緒に文房具店を営みながらライターをしていた当時。「このままでは一生結婚なんてできないのではないか」と思い、婚活を始めました。その結果、今の妻と付き合い始め、後に同棲、結婚。
今回はそんな私の経験を基に個人事業主が婚活で成功するための3つの方法を考えてみたいと思います。
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※2022年(令和4年)度の雇用保険は、2段階更新です。詳細は、「【2022年度の雇用保険は2段階更新!】労働保険とは?制度と年度更新について解説」を参照ください。
目次
出会いを人任せにしない
個人事業主の皆さんにとって恋愛の悩みの多くは「近くに付き合えそうな異性がいないこと」ではないのでしょうか。私の場合も、仕事で顔を合わせるのは10歳以上年上の人ばかり。当時はUターンで実家に戻ったので周りに友人もいませんでした。
そんな状況で彼女を見つけ、結婚するなんて至難のワザです。ここは出会いを人任せにせず、婚活サービスを利用しましょう。
今や婚活は一大産業、お見合いパーティーやネット婚活サイトなど、業者が運営しているものから市区町村が運営している婚活まで、色々なサービスがあります。私も、お見合いパーティーからネット婚活までありとあらゆる婚活をしてきました。
フリーランスの皆さんに私がおススメするのは、婚活パーティーです。ネット婚活では、どうしてもその人のプロフィールを先に見てしまうため、「個人事業主」という肩書だけでNGを出す女性が多いのは事実。私もネット婚活をしていて何度も断られました。
その点、最低1回は面と向かって話ができる婚活パーティーはおススメです。
特に、地方で働く個人事業主の方には地方自治体が主催する婚活パーティーがおススメ。
これらは地元の商工会議所や青年団が主催していることも多く、思わぬ人脈ができる事も!? ただし、婚活パーティーは見た目の清潔さや対人スキルが問われるのでしっかり身だしなみを整えてから参加するようにしましょう。
事実を言うが、未来の事で思い悩まない
個人事業主という職業は、収入が不規則で仕事も不安定、両親との同居など厄介な問題もあり、それらの条件が婚活では不利になりやすい事は事実です。
ですが、「個人事業主である」という事実は隠してはいけません。万が一、その事実を隠して、付き合いだしてから事実を言うのは本当に苦労しますし、後になって別れてしまうのは双方にとって不幸です。
とはいっても、「実家の家業を継ぐ必要がある(かも)」「両親と同居しなければならない(かも)」という、今後、どうなるのかわからない事に関しても過剰にアピールする必要はありません。実際、人生はどうなるかわかりません。
婚活に限らず、個人事業主やフリーランスにとっての醍醐味は、短期間に自分の仕事や周りの環境が一変する事なのではないのでしょうか。
事実、私の場合も当時働いていた実家の文房具店を継ぐことはなく、今は実家からは遠く離れた場所でライターの仕事をメインに生活しています。婚活を始めた当時は数年後の自分がこんな事になるとは考えられませんでした。
自分の仕事さえどうなるかわからないのに、未来のことを気に病んで目の前の結婚を逃すことほどバカバカしい事はありません。今あるチャンスに飛びつきましょう!
自分の成果をアピールする
最後は自分の成果やメリットをちゃんとアピールすること。
特に男性の場合、収入が不安定なことは、婚活ではどうしても不利になります。一方で、フリーランスや個人事業主は個人で仕事をしているため、自分の仕事の成果をアピールしやすいというのは個人事業主の大きなメリットです。
私の場合はライターの仕事をメインにしていきたいと思っていたので、記事が掲載されたサイトや雑誌は必ず妻に見せていました。そのおかげもあってか、妻も自分の仕事を応援してくれて、記事に関してアドバイスをくれたりもしました。自分が関わったプロジェクトや成果をちゃんと相手に報告することで、将来に対する不安もなくなり、応援してくれるようになります。
報告連絡相談。これが一番重要なのです。
以上、いかがだったでしょうか。世の中にはフリーランスで働くあなたを理解してくれる人が必ずいます。「忙しいから」「周りに友達がいないから」と諦めずに是非一度婚活の場に参加してみてはいかがでしょう。
photo:Thinkstock / Getty Images