スモールビジネス(個人事業主、中小企業、起業家)の
業務や経営にまつわる疑問や課題をみんなで解決していく場
検索
メニュー
閉じる
ホーム 白色申告 3分で理解できる!初心者のための確定申告(白色)概要&対処法

3分で理解できる!初心者のための確定申告(白色)概要&対処法

所得税確定申告の期限は3月15日(※)。そこで初めて確定申告する方でも理解しやすいように、簡潔に「白色申告」についてまとめました!そこで初めて確定申告する方でも理解しやすいように、簡潔に「白色申告」についてまとめました! 確定申告を行うことで、「還付金」が戻ってくる方もいますので、しっかりとポイントを押さえましょう。

※平成26年(2014年)分の確定申告から白色申告も記帳義務化されています。「個人事業主必見!白色申告の記帳義務化とは(メリット/デメリット)」もあわせてどうぞ(編集部注)

白色申告と青色申告って何が違うの?

まず、個人事業主の確定申告には、「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

白色申告は、青色申告に比べて申告方法と、それにともなう経理業務がシンプル。青色申告は、細かく申告・経理業務を行う必要があります。その代わり、控除額(簡単に説明すると減税される金額)が白色より多いことや赤字の繰り越しができるなど、特典があります。

次回から青色申告の特典を受けたい方は、期日までに管轄の税務署まで申請を行いましょう。個人事業主としてすでに開業している皆さんは、3月15日までに申請が必要です。

    • 【関連記事】

白色申告のやり方は?

白色申告には「確定申告書B」の第一表と第二表、それに収支内訳書が必要です。書類は国税庁のホームページ等、オンライン上で揃えることができますので、手元にない場合でもご安心あれ。また会計ソフトを利用している方は、申告書類一式をソフトで作成できる場合もありますので、ご利用のソフトを確認しておきましょう。

それではまず「確定申告書B」について説明します。これは所得の種類に関わらず誰もが利用できる申告用の書類です。事業所の住所や氏名等、ご自身の身分を記入する欄の他、収入金額や所得金額、税金の計算に関する欄などが用意されています。

各欄には細かく項目が設定されており、各項目に1年間の合計金額をそれぞれ記入していき、最後に合算した金額を計上すれば作成完了です。年金を納めた際の源泉徴収票を持っている方は添付欄がありますので、そちらにのり付けして納めます。
※国民健康保険は控えがありませんので、年間の合計金額を計算して、計上しましょう。

続いて「収支内訳書」ですが、こちらは総収入金額や必要経費等を記載する決算書になります。こちらも国税庁のホームページで手に入れることができます。「確定申告書B」よりも更に細かく、「旅費交通費」や「接待交際費」等の経費の内訳を明記していきます。なので、1年間で掛かった費用と売上の内訳を事前に計算した上、「収支内訳書」の記入を行い、その後、「確定申告書B」を作成する流れになります。

収支内訳書の作り方

確定申告では、売上と費用 の内訳を計算することが大切です。経費としてお金を使った際に受け取った領収書や交通費を記入した出金伝票、自身が発行した請求書 などを手元に集めて、それぞれがどの項目(この項目を勘定科目と呼びます)に当てはまるのか検討し、1年分の合計金額を出しましょう。

例えば、相手先に出向いて打ち合わせをした場合の交通費であれば「旅費交通費」に該当し、事業で利用する電話料金は「通信費」に該当するなど、それぞれ決まった勘定科目に割り当てることになります 。

勘定科目の説明はここでは割愛しますが、わからない場合はインターネットで「交通費 勘定科目」等と検索すればほぼ出てきます。不安な場合は税務署で相談することもできますので、ぜひ活用してみましょう。

還付金について

源泉徴収といって、売上を支払われる際に受託先が事前に所得税等を納める手続きをしてくれている場合があります。この源泉徴収の金額が多くある方は、ご自身の1年間の売上によっては多く所得税を納めている場合があり、多く納めている分を払い戻してもらうことができます。戻してもらう金額を「還付金」と呼びます。

源泉徴収では、売上のおよそ1割が所得税等として納められています。ただ、年間の収入金額が195万円以上の方は、所得税を1割以上納めなければいけません。それ以下の方は還付金の申請が必要です。逆に年間の収入金額が330万円以上の方は、 税率2割以上の所得税を納める必要があり、源泉徴収を受けていても追加で納税する必要があります。

確定申告については、国税庁のホームページに特集(確定申告書等作成コーナー)が設けられています。書類を作成できるページもありますので、まずは国税庁のホームページを見て、詳細を確認してみてください。法律の改正など、年度ごとに申請方法が少しずつ変化しています。

大きな変化として、平成26年(2014年)分の確定申告から白色申告者全員が青色申告と同様に記帳義務化されています。毎年変化する申告手続きの情報収集も大事なポイントです。スモビバ!サイト内でも「確定申告まとめ」ページで紹介しているので、ぜひチェックしてください。

面倒な確定申告をかんたん、はやく終わらせるには

さて、初めて白色申告する方はもちろん、何回も白色申告している方でも、年に1回の白色申告に時間と手間をかけている方は多いのではないでしょうか。その原因は、帳簿つけや税金計算に提出書類の多さなど様々です。

そこで導入をおすすめしたいのが確定申告ソフト 「やよいの白色申告 オンライン」。帳簿の作成から収支内訳書・所得税の確定申告書類の作成まで、初心者でもすぐに使いはじめられます。

「やよいの白色申告 オンライン」は、取引を家計簿感覚で入力するだけで、会計知識がなくてもかんたんに帳簿が作れます。

20200127_shiroimage1.png

確定申告書類も画面の案内に従うだけで作成できて、ソフト内で電子申告もできます。難しい税金や控除金額の計算は不要です。

全ての機能がずっと無料で使えて、はじめての確定申告ソフト選びにもあんしんです。もし、操作方法にわからないことがあっても、サポート付プランが初年度半額で使えるキャンペーンを実施しているから大丈夫。

まずは「やよいの白色申告 オンライン」の”つかいやすさ”をお試しください。

photo:Thinkstock / Getty Images

c_bnr_fltwhite_online-2
閉じる
ページの先頭へ