スモールビジネス(個人事業主、中小企業、起業家)の
業務や経営にまつわる疑問や課題をみんなで解決していく場
検索
メニュー
閉じる
ホーム 個人事業主・フリーランス スモビあるある!? ぼくたちの失敗談(個人事業主編)

スモビあるある!? ぼくたちの失敗談(個人事業主編)

新年を迎え、雇われ店長から独立し、一国一城の主となって店舗を開業しようと考える人も多いのでは? そこで、そんな独立心旺盛な人がつまずかないように、先人達の失敗談を集めました。事前に知っておくことは何よりもリスクヘッジに繋がります!

POINT
  • 運転資金は多めに確保しよう
  • 売上は自分の目でちゃんと確認しよう
  • 1年目から2年目を視野に!

スモビ失敗あるある1
「開業時の運転資金がすぐそこを尽きる」

独立開業と言っても、売上を得られるまでに時間は掛かります。飲食店の場合であれば、初月以降、一定の売上を得られるのか、少しずつ下がっていくのかで大きく異なりますし、小売業でも仕入れに必要とする金額を上回る売上に達するまでの時間は長いもの。

その間、自身の生活はもちろん、事業を回す運転資金が尽きないように継続していける体力(=資金)がなくてはいけません。お金が底を付き、首が回らなくなった方は多いようです。そこで、最低でも6カ月分の運転資金を確保してから起業した方が良いでしょう。

その半年の間に、何とか売上を上げる、もしくは追加で資本金を獲得することで事業を継続し、恒常的に利益が生まれる道を開くわけです。

スモビ失敗あるある2
「現状の売上を把握できていない」

利益が生まれる道を開くためには、現状の利益を把握していなくてはいけません。成功している起業家の多くは、週に一度、3日に1度など、頻繁に会社の会計を確認しているそうです。逆に会計の確認を自身の目で行っていないがために、経営難に陥ってしまった方が多くいます。

もちろん、税理士に委託することは悪くありませんが、その内訳がどうなっているのかを頻繁に目を通し、事業のお金の流れを常に頭に入れておく習慣をつけておきましょう。その習慣が着実に利益を積み上げていく足がかりになります。

また、売上が上がらないまでも、運転資金に注目し、常に余裕のある蓄えを備えておけるよう、資金繰りをすることも重要です。資金繰りは、開業後より開業前のほうが借り入れしやすいという傾向もあるので、独立前に自身の事業の見通しをシミュレーションしておきましょう。

スモビ失敗あるある3
「2年目の壁を耐え抜く力がなかった」

実は独立開業で一番の壁は2年目にあります。成功した人も失敗した人も、同じく2年目に運転資金や売上でつまずき、そこを耐えられたかどうかが成功失敗の境目になっています。なので、1年目の事業を、2年目を乗り越えるための布石になるように運営していきましょう。

ポイントは運転資金の確保であり、その運転資金に余裕があるうちに、数々の事業にトライ&エラーすることです。潤沢な資金があるときでしか、新サービスの開発や新規顧客の開拓に力を注ぐことはできません。余裕がなくなると、その日の生活費を稼ぐことに集中してしまいますから。

だからこそ、2年目を乗り越えるためにも1年目に、運転資金と売上を潤沢に保つことが重要です。会計にも目を通し、お金の流れを把握しながら、事業の売上増に邁進していく。そうすれば、独立開業後に悩むことも少なくなります。

photo:Thinkstock / Getty Images

c_bnr_fltblue_online-2
閉じる
ページの先頭へ