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年末に駆け込むべし!おすすめの節税対策

2013年も残すところあとわずか。あと数日すると、個人事業主の皆さまは、憂鬱に思われる方も多い時期、そう確定申告の時期になります。毎年、2月から確定申告を始めるという方々も、毎月帳簿を付けて準備万端という方々も必見!2013年内にできる!年末までにやっておきたい節税対策をご紹介します。

POINT
  • まずは、利益が出ていることが必要!
  • 正しい経理処理こそが節税の近道!
  • お金に余裕があれば、様々なものの前納にチャレンジを!

経理処理をしっかりしよう!

所得税の計算は、
収入金額 - 必要経費 - 所得控除額 = 所得金額
で算出された所得税金額に、法律で決まった税率を乗じて算出するのが原則です。

そのため、節税するためには所得金額(=利益)が発生している必要があります。いくらがんばっても所得金額が0円以下だと、ムダになってしまいます。節税のためにも、現時点でいくらの利益が出ているのか?を把握しておきましょう。
最低でも1月~10月分くらいまで帳簿付けを終わらせておくのがポイント。11月分であれば何となく覚えていると思いますし、今年の傾向や今までの経験からどのくらいの利益が出るか把握できるでしょう。10月まで帳簿付けが済んでいれば、節税につながらなくても、確定申告時期の作業が格段にラクになります。3月になると消費税増税前の思わぬ作業でてんてこ舞いになるかもしれません。その前に、ぜひ、帳簿付けを一通り終わらせておくことをオススメします。
利益が出ることがわかれば、後は、『必要経費を増やす』、『所得控除額を増やす』ことを考えましょう。

必要経費を増やすためのポイント

必要経費を増やすためのポイントは正しい経理処理です。
たとえば・・・
- 青色申告者で事業所得がある方は、「貸倒引当金」の計上をお忘れなく。
- 購入したかったけど購入していない備品があれば、消費税増税前のこの時期に年末商戦に合わせて購入し使用開始しちゃいましょう。青色申告者であれば30万円未満、その他事業者であれば10万円未満の備品は、全額必要経費に算入できますよ。
- 細かな経費でも忘れず計上しましょう。たとえば、「交通費」。仕事に関連する「交通費」は、計上し忘れがちです。メモなどを取って計上したり、スケジュールなどを見直して訪問履歴を確認しましょう。
- 年末に多い忘年会などの飲み会の会費。仕事に関連していることが多いのでないでしょうか。そんな費用も「交際費」に計上できますね。
- 自宅を事務所としてお使いの方は、必ず家事按分を忘れずに。「家賃」だけでなく、「水道光熱費」、「自宅のローン利息」、「固定資産税」、「火災保険」なども費用に計上できます。なお、仕事で使った金額分のみなので按分して計上することが必要です。按分比率は事業主が決めてOKですが、税務署に聞かれた際には、根拠を示せる範囲で比率を決めるのがポイントです。
- 倒産防止共済に加入されている方は、前納を考えるのも1つの方法です。

所得控除を増やすためのポイント

今から所得控除額を増やすには、国民年金や国民健康保険の前納制度を利用するのが一番です。専用振込み用紙で振り込むことにより所得控除金額を上乗せできます。
もし、過去分を払っていない方がいれば過去分も、一緒に住んでいる奥様やお子様の年金を払っている方はその金額も、所得控除額の対象になるので忘れずに申告する準備をしておきましょう。

どうですか?こまかな労力で所得税の節税ができるかもしれませんね。ただし、しっかりした経理処理があってのことです。2014年4月1日から消費税が8%に上がり、駆け込み需要も想定されています。今のうちに、しっかりした経理処理と確定申告対策を行って、本業の勝機をモノにしましょう!

photo:Thinkstock / Getty Images