今さら聞けない!ネットショップの作り方

小売業を営んでいる方であれば、インターネット通販(EC)にも興味がありますよね? 今までは「楽天市場で開店しよう!」というのが一般的でしたが、維持管理費を考えると、「もう少し安く手軽に開けないものかな?」と思う方が多いという話を耳にしました。しかも、最近はYahooショップの無料化をはじめ手軽にECサイトを立ち上げられるサービスが揃ってきています。そこで各ECサービスについて調べてみました。
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2022年(令和4年)分の所得税の確定申告の申告期間は、2023年(令和5年)2月16日(木)~3月15日(水)です。最新版の確定申告の変更点は「2023年(2022年分)確定申告の変更点! 個人事業主と副業で注目すべきポイントとは?」を参考にしてみてください!
目次
- POINT
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- 初めての方はまず無料のサービスで試してみよう!
- オリジナリティのあるECサイトを作りたいなら、プラン別の初期費用や月額費用を要チェック
- どのサービスが自分のイメージと合うかがポイント
手軽に始めるなら「Stores.jp」か「BASE」
簡単にインターネット通販を始めたい方に合いそうなのが、この2つのサービスだと言われています。どちらもECサイト開設時に必要な希望ドメイン名やメールアドレス、ログイン用のパスワード等の限られた情報さえ揃えておけば開設することができます。
2つの大きな差は登録可能商品数です。「Stores.jp」は無料会員だと5商品までのようです。「BASE」は無制限なので、無料会員のままとにかく商品数をたくさん登録したいなら「BASE」を選んだほうがいいのかもしれません。
ただ、「Stores.jp」は月額980円のプレミアムメンバーになることで、商品数が無制限になるだけでなくマーケティング支援やアクセス解析機能の利用、独自ドメインの設定ができるようにもなるようです。「BASE」では利用できないオプションがこちらには含まれているので、先の見通しを考えた上でどちらにするか決めたほうがいいように思いました。
もう少しこだわったECサイトを作りたいなら「Make Shop」
「Store.jp」や「BASE」では、ある程度テンプレート化されたECサイトを持つ感じになるようなのですが、「もっとオリジナリティのあるECサイトを作りたい!」という方にとっては「Make Shop」のサービスが良いようです。
初期費用やプランによっては月額費用が掛かるので、ある程度の予算を用意する必要がありますが、その分、豊富なデザインテンプレートが用意されているので、オリジナル感のあるECサイトを作れそうです。
開店時のポイントをまとめた資料や電話サポート、各種集客ツールも用意されているので、0から全部自分の思い通りのECサイトを作ってみたい方は「Make Shop」を選んでみるのもいいかもしれません。
サービスを選ぶときは、自分のお店や商品との相性を考えて
その他、ロリポップなどのウェブサービスを低価格で提供しているpaperboy&co.の「カラーミーショップ」をはじめ、手軽にECサイトを開設できるツールはたくさんあります。どれも一長一短があるので、自分の好みや商品イメージに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
調べていて思ったのは、本当に簡単にECサイトを立ち上げられるような時代になったんだなということです。「インターネットのことはよくわからなくて…」と思っていた方でも、手軽に開設できるサービスが揃っているようなので、このタイミングを物にすると良さげですよ。
photo:Thinkstock / Getty Images